エアコンのカビはどうして生えるのか？

カビの発生原因には三つの要素があります。

 

水分・養分・温度がカビにとって最適になった時、徐々にではなく爆発的に増えます。

 

エアコンにとって夏の冷房時は結露による水分が大量に付着いたします。それは冷たい風を送り出すシロッコファンはもちろん吹き出し口やルーバー、そして熱交換器などに発生するのです。また、温度の上がらない冬はカビにとって冬眠状態ですが、春から夏にかけてカビにとって温度的に最適な状況になると必ずカビは増えることになります。

 

では、その養分は何なのか？

 

エアコンのカビに限って申せば、空気中の埃であったり有機物を含んだチリのようなものになります。また、キッチンが同じ空間にあるリビングのエアコンなどは料理時に飛散した油の粒子を大量に吸い込み、それがカビにとって最高の栄養になるのです。

 

よって、寝室などのエアコンよりリビングのエアコンのクリーニング頻度は短めがよろしいと思います。