健やかな生活のために定期メンテナンス
CONCEPT
そのエアコン大丈夫ですか?
エアコンにつく黒カビは、一般的には健康に害を及ぼすほどの毒性はありませんが、長期間にわたって放置されたり、大量に発生した場合には、そこに巣くうダニなどによってアレルギー症状や呼吸器系のトラブルを引き起こします。
エアコンの内部は結露などの湿気や埃や油による汚れがたまりやすくカビが繁殖しやすい環境になっており、エアコンからでる風にはカビやその胞子、中に巣くうダニやその死骸が含まれております。それらはエアコンの風に乗り室内の空気中に漂い人間の呼吸器に入り込むことで健康被害を引き起こすことになるのです。
そのため、エアコンの風の出口に黒カビ等を見つけた場合には、出来るだけ早くクリーニングをすることが重要です。
一般的に、黒カビは有害物質を産生することがあり、その中には人間に対して毒性があるものもあります。例えば、黒カビの一種であるストーチカビは、トリコトキシンという有害物質を産生し、人間が摂取すると中毒を引き起こすことがあります。また、アスペルギルス属の黒カビは、アフラトキシンという発がん性物質を産生することがあります。
ただし、黒カビが産生する有害物質は、種類によって異なり、全ての黒カビが必ずしも有害であるわけではありません。また、黒カビが生えている場所や量によっても、その有害性は異なってきます。一般的には、黒カビが生えた場合には、適切な措置をとって除去することが望ましいとされています。特に、アレルギーや喘息などの持病がある人や、免疫力が低下している人は、黒カビによる健康被害のリスクが高くなるため、注意が必要です。